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入試広報事業
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Instagramがもたらす効果は入試広報の原点回帰?
北海商科大学に直撃!

入試広報SNS運用支援
企業名(団体名): 学校法人北海学園|北海商科大学
導入部署: 入試・広報センター
取材対象者: 引谷 俊彦様

少数の教職員でも入試広報をしっかり回したい


———これまでのSNS運用における課題を教えてください。

【引谷】私たちは少人数教育が特徴の大学で、教職員も数が限られています。他の大学と同じような広報活動を行うには、人手不足をカバーする工夫を求められるという前提があります。数年前にSNSアカウントを立ち上げた際も、進学相談会やオープンキャンパス、入試対応といった重要なイベントを優先すると、SNSの更新が止まりがちで、投稿内容もホームページとの差別化が難しく、フォロワー数もなかなか増えませんでした。

———少数精鋭のスタッフだからこそ、SNSが広報全体に効果を発揮することが求められますよね。

【引谷】はい。でも分析や検証に時間を取れず、アカウントは一度閉じました。ダイヤ書房さんにご提案いただいたのはそれからしばらく経って、ちょうど次年度予算の時期でしたね。運用支援に課題感を持っていたので、タイミングとニーズが一致して、予算を取りました。

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SNS、最初はちょっと怪しいと思いました(笑)

 
———SNSに対する不安はありませんでしたか?

【引谷】最初はちょっと怪しいと思いました(笑)でも実際に社員さんのアカウントを検索して、個人でかなりの成果を出されていることが分かって。豊富なノウハウがあるのでご提案も具体的で説得力があり、こういう人に運用支援を託せられる機会は貴重だな、と考えを改めました。

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———「高校生に喜ばれるポイントはどこか」「貴校の本当の魅力は何か」といった視点からアカウントを再設計するプロセスも新鮮だったのではないでしょうか。

【引谷】はい、最初に学内の見学に来られた時も、普段のオープンキャンパスの3倍ぐらい時間かけてキャンパスを回ってくれて。ペルソナ設計では、まさにうちの大学でPRしたいことだったり、僕たちが気づいてなかった魅力とか組み込んでアカウントを作っていただいて、そこは本当に自分たちでは難しかったなって思います。

———初期段階では学校案内やホームページから初期設計・企画を作りましたが、今は学生や先生との関わりが深まったことで、学生と教職員の距離の近さといった「学校ならでは」の魅力が見えてきました。今後もゼミや語学の授業の風景など、文字では書き表せないリアルをもっと訴えていきたいな、と考えています。

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結果はオープンキャンパスに現れた

 
———SNS運用が広報活動にもたらした変化はございますか?

【引谷】6月のオープンキャンパスで、来場者数が過去最高記録を更新しました。ほぼ満席のホールを目にして、もう、本当に涙が出そうになりました。他に新たな取り組みはしていませんのでInstagramの効果だと確信しています。

———それは嬉しいですね!

【引谷】アカウントを再開したのが一年間で最も忙しい3月で、さっそく週3回のInstagram投稿が始まって・・・他の業務も重なっていたので、確認作業だけでも心が折れそうでしたけど、本当に無駄ではなかったと思います。結果として実際にインプレッション数にも現れているので、本当に嬉しいです。

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SNSの力は正直想定外

 
———効果がさっそく現れましたね。

【引谷】半年で結果が出るとは正直想定外で…広報媒体は最低3年はかかると聞いていたので、SNSの力を実感しています。8月のオープンキャンパスも来場者が非常に多く、毎年の傾向では8月の来場者からの出願割合が高いので、そこはかなり期待しています。来場者アンケートの回答も好意的な内容が多く、僕らの励みにもなっていますよ。

———8月のオープンキャンパスは弊社代表の山田も見学させていただきました。リアルタイムで社員にチャットが飛んでくるほど、現地の盛況ぶりに驚いていました。

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【引谷】そうなんですよ。山田さんにお越しいただいた土曜より日曜がさらに来場者が多かったですし、盛り上がったのはダイヤ書房さんからのフィードバックのおかげでもあるんです。

———フィードバック、ですか?

【引谷】6月のオープンキャンパスの後に、撮影で来られていた担当者のお二人から感想をまとめたリストをいただいて。量がすごかったんですよ、表にバーって書かれて。ちょっとグサッと刺さる内容もあって、また少し心が折れそうになったんですけど(笑)。ただ、これもあっての8月の成果だと思います。
 

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———恐縮です・・・

【引谷】SNSの影響は他にもありまして、進学相談会でブースに着席する人数にも変化が出ています。投稿にはときどき入試広報の職員が登場しているので、投稿を見てくれたことがひとつのきっかけになっていると感じます。「あの人SNSに出てたよね」という印象を起点に相談会の着席数も増やしたいですね、とダイヤ書房さんが提案してくださっていたことが現実になっています。
 

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同僚の「あの会社はいいよ」が今回の話につながりました

 
———ダイヤ書房に対する印象や、今後の期待について教えてください。

【引谷】開学当初から20年近く入試広報に携わっている職員が、以前から「ダイヤ書房は本当の進学相談会をしてくれる」と言っていたんですね。「本当の進学相談会は動員もいいし、運営もきちっとしている、だからダイヤ書房さんは間違いない」と。なので、SNS運用支援の提案も、ダイヤ書房さんだからお話聞いてみたいねって。会社に対する高い信頼が今回の話につながりました。

———ありがたいことに、進学相談会や入試広報支援を中心に多くの学校様にご愛顧いただいております。

【引谷】今後、多くの出願数が確保できたら、そこは他大学さんにも注目されると思います。すでに北海商科大学の広報が変わってきたことを皆さんが敏感に感じてらっしゃる。他大学の入試担当者と顔を合わせた際にも「いいよね」とか言ってもらえるのも嬉しいなって。そういうこと、今まで言われたことなかったですよ。これはもうダイヤ書房さんのおかげです。
 

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文字で伝わらない学校の良さを届けたいです

 
———これからの世の中の変化を考えると、私どもは入試広報媒体も紙が中心でしたから、紙のトレンドが下がってきている中でお客様への提供価値が将来的に小さくなることへの危機感もあります。
だからこそSNS企画に関しても、質もしっかり担保して、継続的な成功事例にしたいと思っています。

【引谷】そうですね。系列の北海学園大学の担当者からも反応をもらえて、「あの動画良かったですね」「すごくおもしろかったです」と言ってくれます。「先生との距離感」や「みんなの笑顔」とか「文化祭みたいなオープンキャンパスの盛り上がり」とか明文化されないもの、を伝えたいと思うんですよ。保護者の方にも「自分の子供が学校に行って、学びたいことを学べて、みんなと仲良く楽しく過ごせて、幸せに卒業してほしい」という親心に響くものでありたいと思います。
 

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洗練された世代だからこそ、リアルさを感じてほしい

 
———最後に、現在の高校生についての印象や、これからの入試広報の展望について教えてください。今の高校生に感じる変化や、それに伴うこれからの入試広報の展望について教えていただけますか?

【引谷】スマートフォンが生活の中心であることが、年々加速していると感じます。直接電話した方が早そうな内容でも、LINEで何度もやり取りする高校生が増えたり、まずスマホで解決しようとする姿勢が強くなっています。一方で進学相談会ではブースでしっかり質問してくれたりと、会話のコミュニケーション自体はとても上手です。総じて賢い印象ですね。

———デジタルとアナログ使い分けが自然で、洗練されている印象がありますね。

【引谷】そうですね。そして、自分の考えを整理してスラスラ言える子が多いです。

———私たちも高校生にインタビューする機会がありますが、皆さんしっかりストーリーを語ってくれます。進路の決め方も、進学相談会やオープンキャンパスを重視する声が多かったですね。現地に足を運び、その学校の空気を感じることは、学校選びにおいて今も昔も変わらない原点だと思います。

【引谷】ネットの情報だけでは大学のリアルさが伝わりにくいので、直接見に来てほしいし、そのうえで決断してほしいですね。やっぱり入ってすぐやめられるのが一番つらいですから。私たちはオープンキャンパスに来てもらうことを重要視しているので、過去最大の来場者を記録したことは本当に嬉しいな。
 

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